Diary--/*isaji*/MIDI Lab.

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EOS Kiss デジタル X を買いました。 2006-09-13 [permalink] [?B] はてなブックマーク

はい、衝動買いです。

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss デジタル X レンズキット ブラック

そりゃ多少は検討したけれど、もともと銀塩のEOSユーザだったからEFレンズも数本持っているし、他のマウントの一眼は考慮に入れず、そろそろデジ一眼が欲しいなーなんて思っている矢先にデジタルXが発売されたものだから、深く考えずに購入してしまいました。

いや、多少は悩みました。レンズは数本あるのだからレンズキットにすることもないだろう、とか。でもデジタルでは撮像素子のサイズが35mmと違うため焦点距離が長くなってしまう。デジタル用の標準ズームレンズが一本欲しかったのでレンズ付きのセットにしました。あと悩んだことと言えば‥‥誰のアソシエイトIDを付けて買おうか、などという非常にどーでもいいことくらい。ホントにどーでもいい。

記録媒体はコンパクトフラッシュ

激安のPQI QCF10-1G 1GBを一緒に買いました。とりあえず使えてます。

速度はどんなものなのか、他を知らないのでなんとも言えませんが、ファインの高画質で連写してもストレスを感じないくらいには速いです。

古いレンズだと使えないかもしれない

というような記事を読んだことがあるので、ちょっと心配だったんです。

これらはフィルムを使った一眼レフ時代と同じマウントを使っているので、昔のレンズを装着することもできる(ただし、デジタルのことを考えてない旧いレンズだと画質がいまひとつだったりマニュアルフォーカスだったりするかもしれない)。

ITmedia +D LifeStyle:第51回 デジ一眼と交換レンズの関係 (1/5)

画質まではまだ試していませんが、私が持っているEFレンズの中でおそらく最古の――学生時代、少ないおこづかいをやりくりして購入した――EF100-300mm F5.6はAFで使えました。ただこのレンズ、USMですらないのでフォーカス時にもの凄い音がします。でもそれがいい。

それ以外にもEF50mm F1.8の単焦点(とっても安いの)や、以前使っていた銀塩のEOS 10と一緒に買ったEF35-135mm F4-5.6 USMも問題なく動作しました。

EFレンズを数本持ってるって言っても、実はこれだけなんだ。カメラに凝ってたのって高校生の頃だし、お金もなかったのでバカ高い交換レンズなんて買えなかったんですよ。今でも買えませんけど。

ホールド感というか、構えた感じ

一眼レフの構え方って、人によってもクセがあるんだろうけど、私は

  • 左手で支えて、右手は添えるだけ。
  • 脇は締めて。
  • ファインダーに目を埋めるくらい強く押しつけて。
  • 鼻の頭もおもいっきり押しつける。

というのが基本なんですが、デジタルカメラだから仕方ないけど背面に液晶があるんですよね。鼻の脂が液晶左端とメニューボタン付近にギットリ付きそうな感じです。背面の配置にはもう少し気を配って欲しかったかなぁ、と。kissの小さいボディではこれが精一杯なのかもしれませんけど。あと、やっぱり小さいのでグリップに余裕がありません。小指がちょっとあまるんですよ。あと0.5cmくらい高いといいのに、なんて思いました。

EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM で試し撮り

レンズキットに付属している標準ズームレンズを使ってみました。生憎もう夜だし天気も悪いので、室内でいつものようにフィギュアでも撮ってみる。

マニュアルホワイトバランスで

室内でフィギュアの写真を撮る場合は、光源としてタングステンのレフランプを使ったりするのですが、ホワイトバランスをオートや白熱電球にしても思ったような色が出ません。なので、その光源の元で白いものを基準にしてマニュアルでホワイトバランスを設定するのです。ただEOSではこの設定が少々面倒で、一旦その光源下で白い無地の被写体を撮影し、その画像からホワイトバランスデータを取り込まなくてはならない。ちょっと面倒です。デジ一眼ってみんなそうなんでしょうか。

それはともかくユージンのSRDX ARIA 水無灯里さんをモデルにして撮影しました。

ユージン SRDX ARIA 水無灯里

画像のリンク先はオリジナルのサイズ(2592x3888 約2MB)になってます。三脚使用、光源は100Wレフランプ2つ。絞り優先AE 1/40 F9.0 露出補正+1 ISO100 焦点距離55mm。ピントは顔周辺に合わせたつもり。被写界深度が浅くなりすぎないよう少し絞り気味。んでパースが強くならないようテレ側で、と。撮影の際の意図はそんな感じなのですが、基本的にホワイトバランスが微妙ですね。マニュアルホワイトバランスで設定したあとに補正する必要があるかもしれません。

開放で撮ってボケ味を

今度はテレ側55mmでF値を開放にして撮って、前後のボケを見てみようかと。撮影条件は上と同じ。ただしモデルはARIAの単行本に付いてきた ぷにフィギュア。

ARIA7,8巻初回限定版 ゴンドラ型台座付ぷにフィギュア

古の幻獣ガチャペンにピントを合わせてます。絞り優先AE 1/60 F5.6 露出補正+1 1/3 ISO100 焦点距離55mm。あんまりキレイにはボケません。

初めてデジ一眼を使ってみての感想とか

一眼レフが欲しくなった理由って、実はレンズ交換が出来るとかそーいう事じゃなくて、せめて絞り優先AEで撮りたいとか、多点測距AFにしても測距点を選択したい、とかその程度の事だったんです。でも実際に持ってみるとファインダーを覗いたときの感覚とか構え方が実にしっくりくるんですよ。これはポケットデジカメにはない感覚です。シャッター音にしても、ミラーが跳ね上がる音が実に心地よく、写真を撮ってるんだなぁという気持ちにさせてくれます。少々お高い衝動買いでしたが、後悔する買い物ではなかったです。

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