何の因果かわかりませんが、最近一般的な場で逸般なモノを見聞きする事が多い気がします。
我々の間では古くから使われていた「萌え」というコトバにしても、あたかも新語であるかのように扱われ、「本来の意味を曲解していることが嘆かわしい」だなんてもっともらしいことを宣うラジオのパーソナリティがいたりするんですよ。ヲタ文化を勝手に日の当たる所へ引きずり出したのはあんた等だろっ!!勝手に嘆いてろ。などと思っちゃったりもするんですが、こんなのはありがちだし序の口。
・・・んー。田舎のコミュニティFMだったからかもしれないんですけどね。これまた妙な所で妙な物に出会っちゃったなぁ、みたいな。
普段はあまり聴かないFMラジオを聴いてたんですよ。そしたら突然、昔懐かしい巫女みこナースが。相当前に流行った(流行ってない)アレです。今でも電波ソングの代名詞でしょうか。存在そのものがネタですから、流行云々ではないのですけど。
と、それはともかく。田舎のコミュニティFMなんて超ローカルな場所で、まさかこんな懐かしい電波ソングを聴けるとは思ってなかったのですが、その曲が流れた事自体よりも、それ紹介していたパーソナリティが苦笑してるって事に驚きました。自分で紹介しておきながら、「はぁ、最近のオタクにはこんな曲がウケるんですね。くっくっくっ」とか言っちゃうんですよ。
流行ってねぇよっ ウケてねえよっ そもそも最近じゃねぇっ
なんか、釣りと分かっていても突っ込まずにはいられなくなった時のような倦怠感におそわれました。
こーいうのも電車男の影響なんでしょうかね。ドラマも映画も見てませんし、結構前にスレを覗いた事がある程度ですから、ほとんど知識は皆無なんですけど。
友人曰く、「あんなステレオタイプなヲタはいないよ」だそうで。そこまで脚色してるなら逆に見てみたい気もしますね。そりゃあもう一般人が誤解する程に恐ろしく増幅されたオタク像が描かれているに違いない。そりゃ妙な流行り方もするわけだ。
もういっこ。
別のラジオ局での事なんですが、音声だけしか伝えることの出来ないラジオという媒体であるにも関わらず、リスナー投稿の顔文字コーナーなるものが催されてまして。見えないっての。
流し聞きだったのでよく覚えてないんですが、「すっごい大きいですね。よくこんなの書けるなー」とか言ってました。
それは本当に顔文字だったんでしょうか?
一般(逸般?)的にアスキーアートと呼ばれているモノのような気がしてなりません。
「すっごいよコレ。えーと‥SL?機関車かな‥」
・・・おいちょっと待て。
それはslコマンドの実行結果なんじゃないのか?
ついついミスタイプで目にすることが多いslコマンドも、人によっては珍しいモノとして解釈されるんですね。