原作は,とらいあんぐるハート3のリリカルおもちゃ箱というエロゲなんですが,積みっぱなしで未消化なのでその辺の紹介は割愛.
とらハ自体は,都築真紀氏が原画,シナリオをすべて行っている,いわば氏の描いた漫画という印象.名作と謳われる数々のギャルゲと比べると,ちょっと見劣りするかな,というか「萌えは生ものなんだよ」というのを痛感させてくれる作品.リリース当時なら良かったかもしれないけど,今プレイするとちょっと‥ねぇ,って感じ.
そんなエロゲが原作のリリカルなのはですが,去年に放送された前作では,魔法少女モノの王道とも言える作風で,尚かつデヂタルでメカニカルな魔法触媒という設定が受けて,一躍人気作品になった(と思う)アニメです.
友人曰く,「魔女っ娘モノで実際に魔法使って戦うのって珍しい」だそうで.確かに,前作のフェイトとなのはの魔法戦はかなり見応えがありました.
そういった点を踏まえて今作を観てみました.
前作から半年後という設定.
いまだ裁判中でアースラにいるフェイト。しかし離れていても心は一つなのよ的プラトニックな百合っぷりに思わず身悶える俺。フェイトちゃんフェイトちゃんっ
それは置いておいて。
唐突に現れる敵、ヴィータ。そしていきなり誘導弾をぶっ放すなのは‥ってちょっと待て。
確かに以前から拳で語り合うような所があったなのはだけど、もうちょっと理性的だったというかとりあえず話し合いをしようという姿勢があったと思うんですが、今作ではそれはカタチだけ。そんな暴力的な子に育てた覚えは(略
フェイトとの闘いで成長したんでしょうかね、なのはも。所詮話し合いでは何も解決しないということを。
殺伐としすぎ。
そんななのはも迷いがあったんでしょうか、帽子を飛ばされ逆上したヴィータに呆気なく追いつめられる。レイジングハートも破壊され絶体絶命というところでフェイト登場!おいしすぎ。フェイトちゃんフェイトちゃんっ
「仲間かッ!」
「‥‥友達だ」
くわーーっくわーーっフェイトちゃんフェイトちゃんっ
深夜だって事も忘れて身悶えして奇声を上げちゃうような嬉し恥ずかしすぎる展開ですなぁ
・・・
第一話から濃厚な魔法戦を挿入してくるあたり、前作でどのへんがウケたかってのをよく分かってらっしゃるご様子。
でもちょっと性急ですね。もう少しまったり進行でも良いんじゃないのかなぁと。
あ、そうそう。変身シーンは前作と一緒です。あれちょっと恥ずいんですけど