Diary--/*isaji*/MIDI Lab.

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PC98のエミュ環境を整えてみる 2006-08-20 [permalink] [?B] はてなブックマーク

今までも98エミュはVirtual98を利用していましたが、フロッピーのゲームを少し動かすぐらいしかしていませんでした。最近になって我が家に残っている最後の実機がお亡くなり気味なので、なんとか98のエミュ環境を整えておこうと考えまして。しかしVirtual98では実機と同じハードディスクの環境をまるまる持ってくるには性能的に不満があったので、今後はT98-Nextを利用することにしました。

今まで使っていたFDD形式のディスクイメージはVirtual Floppy Image ConverterでT98 NEXTのNFD形式へ変換出来ました。問題は現在使用中の98実機のHDDが内蔵なので、これを分解してもイメージ抽出可能か分からないし、なによりも面倒なので、SCSIの外付けHDDへ必要なファイルをコピーし、USB - SCSI変換ケーブルを使い現在のPCと接続。その後イメージ抽出することにしました。

USB - SCSI変換ケーブルを使い98のHDDからイメージを抽出する

ここでちょっとした問題が。

USB - SCSI変換ケーブル

変換ケーブル - LUB-SC2 - ロジテックを買ってきました。コネクタ形状がD-subハーフピッチ50ピンと記載されていたので安心していたのですが、

D-subピンハーフピッチ50pin

D-subピンハーフピッチ50pinじゃないですか! いや、もしかしたら今ではこっちをD-subハーフピッチ50pinと呼ぶのかもしれないですが、私の感覚ではこれはピンハーフピッチなんですよ。SCSI2以降はこのコネクタが一般的になったと記憶していますが、私が所持しているSCSI機器のコネクタは全てこれよりも古いタイプのものなんです。

D-subハーフピッチ50pin

正確にはD-subアンフェノールハーフピッチ50pinと呼ぶのだと思いますが、略称はこっちがD-subハーフピッチ50pinですよね。そうだよね? お願い、そうだといって。

いやまぁそんなことを言ってもコネクタ形状が違うのでは接続出来ませんから素直に変換アダプタを探してきました。

どれでも良いんですが、とにかく[D-subピンハーフピッチ50pinメス - D-subアンフェノールハーフピッチ50pinオス]の変換アダプタがあればいいのです。

USB - SCSI変換ケーブル

写真を撮るほどではないんですが、それはともかくこんな感じで変換アダプタをかまして接続しました。余談ですがこの変換ケーブルはSCSI IDを0にしておかないと認識しないそうです。

ハードディスクのイメージを抽出

98フォーマットのハードディスクはそのままWindowsから読み書きできないのでGetDriveを使ってイメージを抽出します。いくつか試したのですがセクタサイズが512以外では上手く抽出出来ませんでした。[ディスクの管理]から接続したHDDの装置番号を確認しておき、DOS窓で

getdrive 装置番号 容量 保存ファイル名

のように実行すればいいだけです。

getdrive 6 500 dos.img

こんな感じ。容量は大きめに設定しておいても全てを読んだ時点で終了します。実際、私のこのHDDは320MBですし。

nhdgenを使えば生のHDDイメージにヘッダを付加してT-98 NEXTでそのまま読めるようになるそうですが、うまくいかなかったので出力されたHDDのイメージをDiskExplorerで読み、ファイルを全てコピーした後、T-98 NEXTで作ったHDDイメージをDiskExplorerで開いて突っ込みました。分かりにくいですが、ようは一旦ファイルを全てWindowsのハードディスクにコピーした後、またディスクイメージにコピー、ということをした、と。

旧98環境を晒してみる

config.sysとかautoexec.batとか。メイン環境がWindowsマシンに移行したあとに整えたDOS環境なので、ゲームとかMUAP98を動かすのに整えたものですが。

config.sys

DEVICE=a:\DOS\HSB.EXE V Y-
DEVICE=a:\melco\MELEMM.386 /HM /M D0,D4,D8.DC /NC /SW1
files=20
FCBS=1
lastdrive=Q
buffers=1
DEVICEHIGH=a:\IOS\IOS10E.SYS /M=1 /h=256
DEVICEHIGH=a:\melco\melcach2.sys 4096
devicehigh=a:\dos\setver.exe
devicehigh=a:\dos\mouse.sys
devicehigh=a:\dos\avgdrv.sys
SHELL=COMMAND.COM a:\ /P /e:1024
DOS=HIGH,UMB
DEVICE=a:\DOS\HSB.EXE VU X-

今見るとパラメータとか意味不明ですね(笑) 昔はconfig.sysを書くのが楽しかったものですが。

RAMディスクを組み込んでいるのが印象的。今じゃそんなことしなくても充分速いですから。ああ、そういえば以前「mouse.sysをデフォで組み込んでるのが渋い」とか言われました。mouse.comでもいいんですが、たしか何かのゲームでmouse.sysじゃないとまずかったんですよ。HSBでconfig.sysを切り替えるとかADDDEVで組み込むとかでもいいのに、どうして組み込んでるんでしょうかねぇ。たぶん何か問題があったんだろうな。全然覚えてませんが。

autoexec.bat

@ECHO OFF
cd\
prompt $p$g
path a:\;a:\dos;a:\fd;a:\vz;a:\lha;a:\BAT;a:\game;a:\gin3;a:\MU;d:\fmp;
VERIFY ON
VERIFY
set TMP=i:\
set TEMP=i:\
set M_VER=V4

lh doskey
a:\IOS\bex MAX /I
CD\

結構シンプル。ゲームとMUAP98しか動かしてなかったのがバレバレ。

VMAPの実行結果

VMAP Version 2.01  Copyright (C) 1989-91 by c.mos

addr PSP  blks   size  owner/parameters           hooked vectors
---- ---- ---- ------  -------------------------  -----------------------------
D003 sys    1    2912  ios10e
D0BA sys    1    5200  melcach2                   1B
D200 sys    1     208  setver
D20E sys    1    8448  mouse                      15 33
D41F sys    1   28624  avgdrv                     D8
DB1D        1     160  <free>
DB28 <--    1    6320  doskey                     2F
DCB4 <--    1   12432  bex
DFBE-DFFF   1    1040  <free>
                       --- UMB total:  64 KB ---
058B sys    1    3056  melemm                     1F 4B 67
064B sys    1    2336  hsb                        09
06DE sys    4    4528  <config>
07FD <--    3    4016  command                    22 23 24 2E
08FB-9FFF   1  618544  <free>

----- EMS ver4.0 (frame: C000h) -----       ----- XMS ver3.00 -----
handle pages   size  name                   HMA used: 58 KB by DOS
------ ----- ------  --------               EMB free: 1392 KB
     1   333  5328k  IOS10   
     2   256  4096k  
  free    87  1392k
 total   676 10816k

昔はコンベンショナルメモリの空き容量をどれだけ多く確保できるかで、友人と競ったりしたものです。いや懐かしい。

いろいろ試してみる

エミュ用にconfig.sysを書き換えるのはまた後日、ということで。とりあえず色々動かしてみました。

‥‥っていつの間にかMUAP98が公開されているじゃないですか!

たしか昔はシェアウェアでしたよね? 私はソフトベンダーTAKERUで購入したのですが。それはともかくD88形式でも公開されているので、イメージを変換すればそのまま利用できそうです。T98 NEXTでは残念ながらスクリーンエディタが使えなかったので、MUAP98だけで制作をすることは出来なそうです。しかし以前に作った曲はちゃんと再生できました。

MUAP98

以前に打ち込みしたノルティア氷壁を再生してみたり。

あとはゲームとか。

  • DPS SG
  • 妖獣倶楽部カスタム
  • CARAT
  • 銀河英雄伝説III
  • スーパーリアル麻雀P4 (音声が出ないけど
  • スーパーリアル麻雀P2&P3 (音声がおかしいけど
  • アマランス2
  • マーシャルエイジ

FM音源のバランスがおかしなものもあったけど、このへんはとりあえず動いた。ていうかエロゲばっかだな。

困ったことに実機のFDDが2基とも逝かれてるので、今HDDにインストールされているものしかイメージ化出来ないってところ。動くかどうかは別にして昔のゲームもいろいろ残してあるんだけどなぁ。‥‥全部5インチだけどさ。

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